こんにちは。kiyoniiです。
今回は個人的な秋バスの狙い方をご紹介。
8月末の晩夏から11月くらいまでをイメージした
巻きの釣りメインでお届けします。
・秋の基本
「秋は広範囲を巻け」と良く聞くがこれには明確な理由があって、水温が23℃前後とバスの適水温に重なるためコンディションはギンギンに仕上がり、活動範囲も広がるばかりかルアーを見切る事が増える。よってポイントは絞りにくくなり、ルアーの速度を利用した釣りが必要不可欠になるため「秋は巻け」となってくる。とりあえず間違ってはないが、曖昧な逃げのアドバイスに感じる。そこで今回はこのことをメインテーマにしつつ、具体的な例を持ってバスに迫りたいと思う。適当に投げ続けて釣れることもあるが、釣れた理由を次に活かせるよう再現性を前提に記す。
・時間帯
言うまでもなく朝夕のマヅメ時がベストである。なんだかんだで餌を食べやすい時間なのだから、ルアーで騙して釣るのであれば、目の良くなる秋バスに対してこれ以上の条件はない。他のシーズンよりも明確に釣果に反映されると思う。個人的には夕方のゴールデンタイムが好き。
・どこをどう巻くか
基本的に小魚を捕食するバスを巻きで釣るイメージなので、浅瀬や障害物などバスにとって最後の追い込みができる場所が最高だ。これはビッグベイトにも活かせるが、より小魚やスピードのある餌を追う秋は、さらに細かな気配りが必要になる。例えば護岸沿いをクランキングする際、もちろん壁際にキャストするのだが、底にブロックが沈んでいたり、葦や杭が並んでいたりと複合的なポイントが多々ある中で、絶対的に意識したいのは、この瞬間バスがどこに、どの方向を向いて、どのようにして餌を追い込み捕食するのか。ここまで想像することが出来れば、より明確に巻くコースが見えてくる。イマイチ分からない時は、どこで捕食するのがバスにとって効率が良いのか、捕食の成功率が高いのか、これを意識すれば大丈夫だ。水面という天井の壁、障害物などの水中の壁、もちろん駆け上がりや浅瀬もそう。河川なら流れの壁もあるだろう。どこに潜みどう襲いかかってくるのか、これを思い描くのがルアーフィッシングの醍醐味と言える。話を戻して護岸沿いにバスがついている状況であれば、ルアーは必ずバスと護岸の間を通す必要がある。捕食成功の可能性が低い時は、無駄な体力を使ってまで餌を追ったりはしない。
・おすすめルアーと使い方
どこのバサーに聞いても「クランクベイト」「スピナーベイト」この2つは外せないと回答することだろう。それ程までに秋の釣りにマッチしていて、テンポ、サーチ共に優れた力を持つ。この他、個人的に絶対必要と感じる秘密兵器も紹介したい。
【クランクベイト】
ぶっちゃけ好きな物を投げれば良いかなと笑 もちろん引きたいレンジやスピード、障害物や底に当てるか否かでベストなルアーは変わると思うが、アクションがどうとかよりも、ルアーを通すコースが何よりも大事なので、先ずはそっちを意識した方が釣果に繋がると思う。減水野池の超シャローに潜むデカバスを狙う時などは、回避能力の高い物が良い。僕がよく使うのはJACKALLのMUSHBOB。適度に枝に引っかかりつつもスピーディーに回避してくれる秋バスにもってこいの逸品だ。キャストも決めやすいので、狭いスペースでも大活躍。ちなみに河川や護岸の釣りでは、ピックアップの瞬間が一番食ってくる可能性が高い。ルアーの速度とアクションの大きな変化がピックアップの瞬間に起こり、かつ水面と壁に挟める形になるのが理由として考えられる。最後まで気を引き締めて巻くことをおすすめしたい。
【スピナーベイト】
これも好きなの使えばいいかな笑 兎角通すコースが一番なので、どう巻きたいかで選べば良い。DOOONはレンジが抜群に安定するし、割ビシをフックに挟めば深いレンジも早めに巻けるのでテンポ良く探れてオススメです。
【秘密兵器その1 ライザーベイト007】
夕方、捕食のタイミングはボイルが起こりやすいもの。その瞬間、ピンポイントに素早く投げ込み、馬鹿みたいな速度で巻いて食わす釣り。それを可能にするのがライザーベイト007だ。飛距離も出せるので誰も投げ込んでいない遠くのポイントまでカバーできる最強アイテム。ぜひスピニングタックルを追加で1本持ち歩いて欲しい。必ずチャンスが訪れるはずだ。ライントラブルを少しでも回避できるようフロントフックは外すが吉。
【秘密兵器その2 ブラストボーンjr】
秋問わず、どんな時でも強い味方であることは間違いない。オリジナルと比べ巻きの性能が異常に高く、ピンでの強い釣りと巻きの釣りを両立させた異次元ルアー。引き波を立てながら水面直下を巻くも良し、小場所で存在感を出すも良し、普通に巻き倒すのも良し、これ1つだけで釣りをする機会が増えたと言っても過言ではないだろう。面倒くさがりな僕にはピッタリのルアーである。ショートキャストで十分な威力を発揮する点も、秋の釣りには嬉しい魅力。
※参考動画貼っておきます。
ブラストボーンjrにて①
ブラストボーンjrにて②
・まとめ
年間を通して一番苦戦する気がする秋。もちろん雨後の秋爆や落ち鮎など最高のシチュエーションもあるが、中々ベストのタイミングで釣りに出かけられないのは一般人の悩みの種。お世辞にも良いとは言えない日でも、少しでもバスに近づけるよう願いを込めて書きました。1日の中でも、その時、その瞬間で、ガラリとパターンが変わるバスフィッシング。通い慣れたフィールドでも些細な変化や発見を積み上げて、バスにたどり着くセオリーを構築してください。
最後に一言アドバイス。
「騙せない秋バスはスピードで騙せ」
それでは安全第一で素敵なバスフィッシングを。
またの記事でお会いしましょう。
kiyonii
Thanks!